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ダイニチ 石油ファンヒーターのエラー、故障。冷たい風しか出ない場合の修理方法。気化器の分解清掃、銀ロウ付けのやり方。

日常生活改善品など
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*はじめに
石油ファンヒーターの自己修理、分解、は火災の原因になる可能性のある危険な作業ですので実施する際は自己責任になります。予備知識のない方、修理に不安がある方はメーカーに修理依頼する、もしくは、買い替えることをおすすめします。

ダイニチの石油ファンヒーター(ブルーヒーター FW-326S )から冷たい空気しか出ない場合の対処方法

気化器のニードル部分に汚れが詰まっている可能性があるので気化器を取り外し清掃する必要があります。

事前に準備するもの

  • 掃除機
  • ドライバー
  • ペンチ
  • ラジオベンチ
  • アジャスターレンチ(モンチーレンチ)
  • サンドペーパー(紙やすり)
  • キャブクリーナーもしくはパーツクリーナー

*ロウ付けし直す場合はさらに銀ロウ(フラックス付き)+ガスバーナーが必要。

注意すること

  • 電源コンセントを抜き、完全に冷えてから作業すること。
  • 灯油は空にした方が灯油を漏らすことなく作業できる。(ポンプ、スポイト、ティッシュなどで吸い取る)。
  • 作業する近くで火を使用しないこと。部屋を換気すること。
  • 修理後、元に戻す際はボルト類をきちんと締めたか確認すること。
  • パーツクリーナーなどの液体を使用した際には液が管内に残っていないか、乾燥しているかを確認すること。
  • 修理後に異常を感じた場合は即刻使用を中止すること。
  • 気化器ユニットのヒーター部にロウ付けしてある配線(2本ある)を強くひっぱると接続部分が取れてしまうことがあるので注意すること(劣化していて自然に取れてしまうこともありますが接続が取れてしまうと銀ロウとガスバーナーを使い再びロウ付けし直さないといけなくなるので非常に面倒です。)
  • 以下はヒーター部にロウ付けしてある2本の配線の部分(片方のロウ付けが取れてしまっている状態)

作業手順

  • ①石油ファンヒーター本体下部にある2本のネジを外す。
  • ②表面カバーを外して下部にある2か所のネジと2か所のナットを外す。
  • 気化器の清掃のみの場合は下記の赤丸した場所は外さなくても作業可能ですが、外す場合は赤丸の白いコネクタ2本を外しておく。
  • ③ネジとナットを外し終わったら気化器ユニットを手前に持ち上げ引っ張って取り出します。(修理後元に戻す場合はニードルの先端が以下の穴にはまるように戻します。)
  • ④金属カバーの留め具のネジを外す。
  • ⑤金属カバーを外す。
  • ⑥円筒部を穴から引き抜く
  • ⑦円筒の先の金属キャップをペンチで引き抜く(引き抜くとバネや小さいリングなどが入っているので無くさないようにすること)
  • ⑧赤丸で囲った部分にニードルが収まっているので逆さにして取り出す。出てこない場合はラジオペンチなどで掴んで引き抜く。(汚れが酷くて全然出てこない場合は穴に向けてキャブクリーナーかパーツクリーナを噴射して汚れを落とすと取り出せます)
  • ⑨ニードルに汚れがびっしり付いているので、やすりで削るもしくはガスコンロ、ガスバーナーで焼くと汚れが落ちます。(今回の清掃ではガスコンロを使用)
  • ⑩ニードルが入っていた筒はキャブクリーナー、パーツクリーナーなどを噴射して清掃する。汚れが酷い場合カーボンなどの黒いカスが大量に出てくるのでティッシュや新聞紙を下にひいておく。(清掃後は液体が中に残っていないかを確認すること。)
  • ニードルはとても熱くなるので焼いた後は皿などに置き冷めるまで触らないようにすること。
  • ⑪ニードルが綺麗になったら冷めたのを確認して逆の手順で元に戻していけば完了です。
    (バネは細い方から入れて太いバネがキャップ側に来ます。小さいリングも太いバネ側です。)
    (金属キャップは、嵌め込む時もペンチを使うと楽に戻せます。)
    (金属キャップを⑥の穴に戻す際はキャップの向きがあってないとうまく穴に入らないので、ペンチを使いキャップの位置を回転させ調整すると良いです。)
  • ⑫最後にネジやボルトの締め忘れやコネクタの抜けがないか、気化器がきちんと元の穴に、はまっているかを確認すること。

ヒーター部分の配線の接続が取れてしまったので銀ロウ付けをする場合

  • 以下画像では、ロウが取れてしまっている。

必要な物

  • ペンチ
  • サンドペーパー(紙やすり)
  • 銀ロウ(フラックス付き)
  • ガスバーナー(今回は以下の新富士のガスバーナーRZ-730でロウ付けを行いましたが、炎を細く調整できないので他の場所まで溶かしてしまう恐れがあり作業が難しいです。炎の太さを調整できるものか小型のガスバーナー、トーチを使用したほうが良いと思います。)
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  • 一応アルミで覆いましたがアルミでは溶けてしまうので狙った箇所に短時間で接続するようにすること。

作業手順

  • ①線先に付着している古いロウをペンチなどで取り除く
  • ②再接続する箇所(ロウ付け箇所)をサンドペーパーでやすりがけする。
  • ③気化器を動かないように固定する。
  • ④ロウ付け箇所にフラックスを塗る。
  • ⑤フラックスを塗った箇所をガスバーナーで温める。
  • ⑥温まったら銀ロウの棒先と線先をフラックスを塗った箇所に当てて溶かして接続する。(もしくは、先に銀ロウの棒先を当てて半分溶かした後、一旦ガスバーナーを止める。フラックスを塗布した線先を銀ロウに当てながら再度ガスバーナーで温めて接続する)
  • ⑦表面を軽くやすりがけする。

その他、着火不良、途中消火など不具合原因のチェック

  • フレームロッドがシリコン付着で白く変色していないかを蓋を開けて確認し、白く変色している場合はやすりで表面の白い部分を磨いておく。
  • 灯油のオイルフィルターにホコリが詰まっていないかどうか確認する。詰まっていた場合は取り除くこと(※フィルターを水で洗うと灯油が通過しなくなるので水洗いは絶対にしないこと。)
  • 本体に入れっぱなしの持ち越し灯油や古くなった変質灯油を使用していないかどうかを確認すること。